
関口市長と意見交換する雪あねさ会のメンバーら=十日町市役所
開催中の大地の芸術祭で多くの来場者が宿泊しているとして、新潟県南魚沼市の六日町温泉旅館の女将(おかみ)でつくる「雪あねさ会」が新潟県十日町市役所を訪れ、芸術祭実行委員長の関口芳史市長を初めて表敬訪問した。
雪あねさ会の発地(ほっち)満子会長によると、メンバーの7旅館で7月13日の開幕から9月1日まで、宿泊客が合計で約1000人増えたという。同行した六日町温泉旅館組合の井口智裕組合長が経営するryugonでは、例年8月の稼働率は85%だが、今年は5%の上積みがあったと説明した。
メンバーは大地の芸術祭をビジネスチャンスと捉え、作品鑑賞パスポートをセットにした宿泊プランを設けて売り込むなどした。...
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