手足が不自由で、口にくわえた筆で詩や絵画を創作した故星野富弘さんの詩画展「第2回 星野富弘花の詩画展in新潟北」が10月26日から、新潟市北区の市豊栄地区公民館で開かれる。

 実行委員会と市教育委員会が共催。星野さんは群馬県生まれで、中学校教師になった直後、クラブ活動指導中の事故で首から下の運動機能を失った。入院中に口で筆をくわえて文や絵を書く創作活動を始め、国内外で詩画展を開いた。2024年4月に亡くなった。

 星野さんの作品のファンでもある実行委メンバーは、02年にも星野さんの詩画展を旧豊栄市で開催した。20年に再び企画したが、新型ウイルス禍で中止となり、今回5年越しの実現となった。代表作を中心に複製画80点を展示する。

 11月4日まで。午前9時半〜午後8時(最終日は午後5時)。入場料は500円。障害がある人と同伴者、高校生以下は無料。問い合わせは実行委、025(386)4833。