
彩り豊かな錦鯉が泳ぐ姿を見て楽しむ人たち=11月9日、小千谷市桜町
新潟県内の生産者が丹念に育てた錦鯉が一堂に集まる「第64回県錦鯉品評会」が11月9日、小千谷市の市総合体育館で始まった。国内外から多くの人が詰めかけ、優雅に泳ぐ彩り鮮やかな姿に見入っていた。
県と県錦鯉協議会が主催し、59の生産者が568匹を出品した。体形や色合いなどを審査。全体総合優勝一席の農林水産大臣賞に伊佐養鯉場(小千谷市)の「紅白」、二席の水産庁長官賞に大日養鯉場(小千谷市)の「昭和三色」が選ばれた。
審査後、出品された錦鯉を一般公開した。訪れた人は紅白と黒の模様や、金銀にきらめく錦鯉の姿を動画に収めるなどして楽しんでいた。東京都の小学5年生の男子児童(10)は「初めて品評会に来て、...
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