現庁舎の老朽化に伴い、新潟県警南魚沼署が12月14日、南魚沼市小栗山の六日町バイパス沿いの新庁舎に移転する。敷地面積は8880平方メートルで、現庁舎より約3・4倍広い。交通センターが庁舎内に入り、駐車場の拡大、エレベーターや多目的トイレ、授乳室の設置などで、訪れる市民らの利便性も向上させた。駐車場に積もった雪を地中熱で溶かす融雪設備を、県警で初めて採用するなど、自然環境にも対応した造りになっている。12月10日には、報道向け内覧会が開かれた。新しくなった南魚沼署を写真とともに紹介する。
◆延べ床面積2・2倍、総事業費30億円
白を基調とした南魚沼署の外観。鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積は約2・2倍の3735平方メートル...
残り681文字(全文:981文字)