
小林由紀子さんが作っている「もち米飴」=長岡市栃尾宮沢
新潟県長岡市栃尾地域の山あいにある一之貝集落に住む元地域おこし協力隊員、小林由紀子さん(52)が、地元産のもち米を使った手作りの「もち米飴(あめ)」を売り出している。滑らかさと鮮やかな琥珀(こはく)色が特徴で、小林さんは「ほんのりとした甘さで、体にも優しい」とアピールする。
小林さんは大阪府出身。学校給食の調理師などを経て、2022年に地域おこし協力隊員として栃尾地域で暮らし始めた。現在は養蚕に取り組んでおり、米飴は閑散期の仕事として24年1月ごろに試作を始めた。
作り方は、インターネットで公開されている論文などを参考にほぼ独学。調理師時代の知識も生かした。知り合いの喫茶店「雨霽(うせい)」...
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