
アレッタを収穫する深澤克海さん=弥彦村
ブロッコリーとケールを掛け合わせた野菜「アレッタ」が新潟県弥彦村で出荷のピークを迎えた。花蕾(からい)や茎、葉も食べられる栄養価の高い野菜で、生産者は弥彦の特産品に育てたいと意気込んでいる。
JA新潟かがやき(新潟市西蒲区)が、稲の育苗ハウスの有効利用を図るため栽培を推進し、2019年に試験栽培を始めた。現在、弥彦村で4戸が計15アールを作付けしている。8月に種をまき9月に定植、年末ごろから収穫が始まる。
農事組合法人「アグリさくら」(弥彦村麓(ふもと))では、4棟ある育苗ハウスを使ってアレッタを栽培している。有機質の肥料を与えて苦みを抑え、冬の寒さの中で甘みが増すように育てている。
2月7...
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