
糸魚川白嶺高の生徒が県外の生徒とオンラインで防災について意見交換したフォーラム=糸魚川市清崎
新潟県糸魚川市の糸魚川白嶺高校は、防災教育に力を入れる県外の高校とオンラインで意見交換する「白嶺防災フォーラム」を開いた。白嶺高の1、2年生約200人が参加。能登半島地震で感じたことを率直に語り、災害時の適切な行動について議論した。
フォーラムは2025年2月2日にあった。16年の糸魚川大火を契機に17年度から開催し7回目。県外からは舞子高(神戸市)、多賀城高(宮城県)、駿河総合高(静岡県)の3校が参加し、阪神、東日本大震災の教訓を伝える活動や防災・減災に向けた取り組みなどを報告した。
各教室に分かれてのグループ討議では、被災から3日後と1週間後の避難生活で起こりうる課題を出し合った。白嶺高...
残り132文字(全文:432文字)