
安否確認や被災状況の把握について学んだ防災講座=柏崎市西本町
地震発生時の安否確認や被害把握などを模擬体験する防災講座が、新潟県柏崎市西本町の市民活動センター「まちから」で開かれた。災害対応ゲーム「SUG(すぐ)」を通し、万が一の事態に臨む心構えとともに、情報を素早く集め、整理する手法を学んだ。
地域ぐるみの防災活動に理解を深めてもらおうと、NPO法人「aisa(あいさ)」が1月中旬に開いた。柏崎市内の防災士や町内会の防災担当者ら15人が参加した。
震度6強の地震が発生し、電気、ガス、水道が止まったなどの想定。参加者は5グループに分かれ、家族構成の違う4世帯の状況を紙上で整理、可視化していった。
「家屋に倒壊の危険」「外出中の妻と連絡がつかない」など、...
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