自由な発想 個性が凝縮
第46回県工芸会展が6日から9日まで、NSTギャラリーで開催される。県工芸会は1978(昭和53)年9月、旧越佐工芸会・越後工芸会を引き継ぐ形で発足した。今回で46回となる会員作品と、一般公募作品が展示される。会員は山口納富子会長以下、日展や日工会展、新制作展などの中央展に出品している人や、県展や芸展、市展などの無鑑査や受賞メンバーで構成され、定期的に個展を催している人もいる。この展覧会の趣旨は、ものをつくる作家の自由志向を尊重し、より質の高い豊かな工芸の創造を目指して、本県の文化の向上と発展に寄与することだという。
同会の研究会に参加してみた。作品の設計図やイメージ図、構想している作品の粘...
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