春アスパラを収穫するピーチビレッジファームの安達慶太さん=刈羽村刈羽
春アスパラを収穫するピーチビレッジファームの安達慶太さん=刈羽村刈羽

 柏崎刈羽地域で、みずみずしく甘みが強い春アスパラガスの出荷が始まった。3月に入ってから日照量が増加したことで、すくすくと太く成長。生産者は早朝から出荷作業に励んでいる。

 柏崎刈羽地域では、5個人・団体が計約60アールでアスパラを栽培している。今月上旬に収穫の最盛期を迎え、10月上旬まで続く。今年は4トンの出荷を見込む。

 出荷が始まった3月28日、約2アールのビニールハウス2棟で3品種を栽培する刈羽村刈羽のピーチビレッジファームでは、安達慶太さん(30)が青々とした約30センチほどのアスパラを、一本一本はさみで丁寧に収穫していた。

 収穫開始から1カ月ほど楽しめる春アスパラは、冬の間に栄養を蓄えた地下茎から芽を伸ばすため、夏アスパラよりも太く、強い甘みが特長だ。食感が...

残り303文字(全文:640文字)