
交番で脱帽して業務に取り組む警察官=6月5日、新潟市中央区
帽子を脱いで、爽やかに県民を守る-。県警は暑さ対策として、警察官が交番や駐在所などで帽子を脱いで勤務できるようにした。5日には新潟市中央区の交番で、脱帽して業務に取り組む警察官が報道陣に公開された。現場からは「夏場の労働環境が整い、より良い業務につながりそうだ」と歓迎する声が出ている。
これまで警察官は交番の中などでも帽子を着用して勤務しなければならなかった。今春、警察庁が暑さ対策の一環で服装に関する決まりを改め、脱帽が可能になった。見直しを受け、県警も2日から脱帽できるようにした。屋外ではこれまで通り着帽する。
報道陣に公開された新潟市中央区の笹口交番では、脱帽姿の警察官が涼しそうな様子で業務に取り組んでいた。笹口交番の巡査長(31)は「これまでは外での勤務で汗をかいて交番に戻ってきても脱帽ができず、不快感もあった。脱帽できると衛生的で、...
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