フロントスタッフとして笑顔で応対するティンティンチィーさん=佐渡市相川大浦
フロントスタッフとして笑顔で応対するティンティンチィーさん=佐渡市相川大浦
フロントスタッフとして笑顔で応対するティンティンチィーさん=佐渡市相川大浦

 異国からやってきた移住者たち。佐渡の自然に、暮らしに、人に魅せられ、それぞれの居場所を見つけた。今やすっかり「佐渡もん」。外国人移住者の歩み、目に映る佐渡を紹介する。

 世界遺産の街から、島へ-。ティンティンチィーさん(47)は、母国ミャンマー・バガンでホテル勤務の経験を積み、今や「HOTEL AZUMA(アズマ)」(相川大浦)のフロントスタッフとして貴重な戦力になっている。丁寧な日本語と堪能な英語で、訪れるお客を温かく迎えている。

 ミャンマーでは旅行会社とホテルに計20年勤務。原野に数千の仏塔が並ぶバガン遺跡が世界遺産に登録された2019年、遺跡近くのホテルで働いていた。

 「外国人観光客が増...

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