不正・過剰な診療報酬の請求が指摘されていたホスピス型住宅の最大手「医心館」を巡り、運営会社が特別調査委員会の報告書を発表した。会社側は「組織的な不正は認定されなかった」との見解を示したが、取材に応じた社員から「報告書を読めば、不正がなかったとは言えないはず。おかしい」と反発の声が出ている。国はホスピス型住宅への監査強化に乗り出したほか、来年度の診療報酬改定で適正化を図る方針だ。
▽疑問
「会社の主張はうそや言い訳としか思えない」「本社が現場に指示を出していたのに、何を言っているのか」。医心館を展開する東証プライム上場の「アンビスホールディングス」(東京)が8日発表した調査報告書に対し、複数の...
残り717文字(全文:1017文字)
























