
13日、オーストラリア・メルボルンの裁判所を出る檀崎竜孔被告(中央)(AAP=共同)
LINE(ライン)でプロサッカーの“八百長”実行計画を話し合い、不正なスポーツ賭博で得たお金の分け前は選手の銀行口座へ送金―。オーストラリア・メルボルンの裁判所で13日行われたAリーグのウエスタン・ユナイテッド(メルボルン)のMFだった檀崎竜孔被告(25)ら2人の賭博不正事件の初公判。検察側の冒頭陳述で、ずさんな手口が明らかになった。檀崎被告らは起訴内容を争わない方針で、裁判所は22日に罰金刑を言い渡すとみられる。
▽意気投合
事件の構図はこうだ。檀崎被告が試合中にわざと相手選手に危険なプレーをして、イエローカードをもらうことを友人の学生、平山勇太被告(27)にラインなどで予告。平山被告は、...
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