J1アルビレックス新潟は第27節第2日の23日、デンカビッグスワンで鹿島と対戦し、1-2で敗れた。通算成績は4勝8分け15敗。勝ち点は20のままで、順位は変わらずに最下位。残留圏との勝ち点差は「5」。鹿島は勝ち点51で暫定首位に立った。
J1はほかに7試合を行い、8連勝中だった町田は横浜Mと0-0で引き分け、同50で暫定2位。横浜Mは同25とし、得失点差で湘南をかわして17位となり、J2降格圏から脱した。神戸はC大阪と1-1で引き分け、同50。
広島は中野、中村らの得点で東京Vに3-0と快勝し、勝ち点49とした。岡山は1-0で湘南を下し、G大阪は3-2で横浜FCに逆転勝ち。川崎は名古屋との点の取り合いを4-3で制し、福岡-清水は0-0の引き分けだった。
新潟は粘り強い守備で鹿島の決定機を防ぎ続けたが、終盤に手痛い決勝点を許した。
前半4分、自陣ゴール前でDF舞行龍ジェームズが空振りしたボールを拾われ、先制された。17分、FWブーダが相手のバックパスをさらってシュートし、こぼれ球をMFマテウス・モラエスが押し込んで同点に追い付いた。
後半はカウンターで好機をつくったが、シュート精度を欠いた。42分、相手のシュートがDF舩木翔に当たり、ゴールに吸い込まれた。
新潟の次節は31日午後7時、埼玉スタジアムで浦和と対戦する。
◆指揮官「攻撃か守りか。ちゅうちょした」
これが最下位と優勝を争うチームの差なのか。自分たちは決め切れず、相手エースは終盤のわずかなチャンスで決め切る-。
前節の引き分けで連敗こそ止まったが、...
残り1419文字(全文:2082文字)