相模女子大学・相模女子大学短期大学部(所在地:神奈川県相模原市南区、学長:田畑雅英、以下「相模女子大学」)は、2025年11月2日・3日に開催する学園祭「第56回相生祭」にて、全国12自治体と7企業が参加する「第17回地域物産展」を実施します。学生が地域と協働し、商品開発・伝統文化の継承・復興支援などに取り組んできた成果を、物産展を通じて地域に発信します。


●相模女子大学の「地域物産展」とは
相生祭は昭和24年の第1回開催以来、認定こども園から大学院までを擁する本学の特色を活かし、出店やステージを通して教育・研究・地域貢献の取り組みを地域の皆様に紹介する学園祭です。毎年2日間で約2万5千人が来場します。
また、相模女子大学は日経グローカル「地域貢献度ランキング」で女子大学として9期連続全国1位を獲得しており、地域とともに学び続ける姿勢を大切にしています。
その象徴が、今年で第17回を迎える「地域物産展」です。今年は全国12自治体の特産品に加え、学生と企業が共同で開発した産学連携商品7品が出店します。
この物産展は、連携自治体の関係者が相模女子大学に来校し、地域の生産者が都市部の消費者と直接交流する場として始まりました。今年も一部の連携先自治体では関係者が来校し、学生と共に特産品や共同開発商品の販売を行います。

●主な出店プロジェクトの背景と想い〜自治体・企業との連携活動に参加した生徒・学生の声

【さがじょの梅バトンカレー〜フードロス×高校生の挑戦!梅と相模原市産食材を使用したレトルトカレー】
本学構内で収穫される梅のうち、オリジナル梅酒「翠想」に使えない"落ち梅"の活用を目的に、高等部の生徒がMOTTAINAI BATON㈱に企画を持ち込み、約1年間かけて商品化したレトルトカレーです。
「梅だけでなく豚肉・人参・玉ねぎも相模原産にこだわりました。食材を提供いただける農家さん探しや商品の値決めに難しさがありましたが、事前の学内販売でも大変好評でした。今回の地域物産展を通じ、多くの方にお届けできることが楽しみです。(相模女子大学 高等部 3年生)」


【新潟県佐渡市〜学生と伝統芸能継承者が共演「佐渡の鬼太鼓」演舞と特産品販売】
新潟県佐渡市との包括連携協定のもと、学生が現地で伝統芸能の「鬼太鼓」や「能楽」を学ぶ体験学習を継続しており、今年の相生祭では、佐渡の若手継承者と学生が共に「鬼太鼓」の演舞を披露します。「8月に実施する鬼太鼓の合宿では、日中は映像を見ながら自習、夜は現地の継承者の方から直接指導を受けます。現地の方のような「本当に鬼が憑依した」ような演舞には、なかなか近づけないところに、難しさと面白さがあります。ぜひご覧いただき、佐渡について知っていただく機会となれば嬉しいです。(相模女子大学 学芸学部子ども教育学科 3年生)」

【岩手県大船渡市〜震災復興支援をきっかけに10年以上連携継続】
相模女子大学と大船渡市は、東日本大震災の復興支援をきっかけに連携が続いています。2月に発生した林野火災を受け、募金活動や産学連携品の売上を寄付しました。相生祭では大船渡市の老舗「菓匠 高瀬」とのコラボ商品である「甘ほたて」と「いちごのマーブルケーキ」を販売します。
「6月に大船渡を訪問した際、まだ火災の影響が残っており、その被害の大きさを知ることができました。甘ほたてとマーブルケーキは、これまでに合計1600個販売した人気商品です。お菓子を通じて大船渡へ思いを寄せていただけますと幸いです。(相模女子大学 人間社会学部社会マネジメント学科 4年生)」

▼本件に関する問い合わせ先
相模女子大学 広報事務局
米澤智子(ワンパーパス株式会社内)
住所:神奈川県相模原市南区文京2-1-1
TEL:080-5083-6834
メール:t-yonezawa@onepurpose-pr.com


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/