
プロテックエンジニアリングの落石防護柵で重りを捕捉する実験の様子=聖籠町
防災製品製造のプロテックエンジニアリング(新潟県聖籠町)は、落石から道路や民家を守る「落石防護柵」の開発を強化している。各地でゲリラ豪雨などに伴う土砂災害の発生が増え、落石防護柵の必要性が高まっていることから、新製品を相次いで開発。対応能力を従来に比べ5倍まで引き上げた。安心・安全なまちづくりにつながるとして、自治体などの需要を掘り起こしていく。
防護柵は、山間部などで発生する落石を金網などで捕捉する用具で、主に...
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