
参加者が往時を思わせる甲冑姿などで練り歩いた「巡行絵巻行列」=五泉市村松地区
村松藩3万石の城下町として栄えた新潟県五泉市村松地区で、人々が甲冑(かっちゅう)などを身に着けて中心部を練り歩くイベント「巡行絵巻行列」が開催された。約200人が往時の大行列を再現した。
住民有志でつくる実行委員会の主催で5月5日に開かれた。村松藩9代藩主、堀直央(なおひさ)の時の行列絵巻を現代に再現するイベントで、2024年は初めて市内の工場に勤める外国人技能実習生約50人も参加した。
行列は殿様や歩兵、おはやし奏者、みこしや屋台などで構成。一行は強い日差しの中、商店街などを、休憩を挟みながら2時間半にわたって練り歩いた。田辺正幸・五泉市長も馬に乗って登場。沿道には市民や観光客、カメラマン...
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