
1月に行われた実証調査で海沿いの県道を走る自動運転バス=佐渡市下相川
新潟県佐渡市は9〜11月に、自動運転による電気自動車(EV)バスの運行実証調査を相川地区で行う。公道での実施は2023年度に続き2年目で、走行ルートは同じ。前回課題となった、幅が狭い場所で車同士がすれ違う際の精度向上や、トンネル内での自動走行を検証。特定条件下で人が運転に関わらない「レベル4」の認可取得を目指す。
国補助金による事業採択の内示を受け、市は全額国費の約1億5600万円を盛った関連予算を市議会6月定例会に提案し、可決された。
今回も16人乗りのEVバスを使用。ルートも同じで、観光拠点の「きらりうむ佐渡」から、尖閣湾揚島(あげしま)遊園間(片道約8キロ、約30分)、岩谷口間(片道約...
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