早生品種つきあかりを調べた2024年産米の初検査=8月26日、上越市長面
早生品種つきあかりを調べた2024年産米の初検査=8月26日、上越市長面

 JAえちご上越(新潟県上越市)は8月26日、上越市長面の検査場所で2024年産米の初検査を行った。早生(わせ)品種の「つきあかり」18トンを検査し、全量が1等米だった。猛暑で6割にとどまった2023年の初回検査から大幅に回復した。8月30日から関東のスーパーに並ぶ。

 JAえちご上越では、早めに販売したい取引先の要望に応じ、通常よりも検査を約1週間早めている。つきあかりは、大粒で食べ応えがあるのが特長という。

 新潟県農産物検査協会の職員が袋から米のサンプルを抽出し、形や色などを調べた。23年の初検査では粒の小さな米もあったが、24年は全て厚みが十分だった。検査が終わった米は早速トラックに載せて...

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