職員の説明を受けながら魚に触れる子どもたち=8月24日、新潟市西区五十嵐3
職員の説明を受けながら魚に触れる子どもたち=8月24日、新潟市西区五十嵐3

 豊かな新潟の海への関心を高めてもらおうと、新潟市西区の県水産海洋研究所は8月24日、「楽しく学ぼう海と魚」をテーマに研究所内の一般公開を行った。県のブランドガニ「越後本ズワイ」に触れることのできるコーナーや、スルメイカの解剖体験企画などがあり、多くの親子連れでにぎわった。

 県水産海洋研究所は養殖技術に加え、県産の魚を原料にした魚醬(ぎょしょう)やかまぼこを作る研究をしている。

 訪れた人たちは、越後本ズワイや長岡市の寺泊港沖で取れたイトマキヒトデを触ったり、研究所で養殖に取り組む海藻のアカモクの展示を見たりして楽しんでいた。

 目玉企画のスルメイカの解剖体験では、子どもたちがピンセットとはさみを...

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