
新潟県庁
発がん性が懸念される有機フッ素化合物(PFAS)について、新潟県は2月27日、2025年度に新たに県内の44河川・54地点と地下水32地点で調査を行うと明らかにした。全国でPFASの検出が相次ぐ中、24年度行った16河川・25地点の調査から大幅に拡大する。
27日の県議会一般質問に県側が答えた。県は24年度、初めて代表物質のPFOS、PFOAの調査を実施。2月上旬に結果を公表したが、国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を超えた地点はなかった。
県によると、県内には定期的に水質を調べる環境基準点が79地点ある。本年度は、このうち25地点を調べた。全県を網羅するため、残る54地点と、...
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