新潟県は3月5日、新潟県上越市の矢代川で採取した水から環境基準値(1リットル当たり1ピコグラム以下)を超える濃度のダイオキシン類が検出されたと発表した。原因は不明。健康被害は確認されていない。

 県によると、年2回行っている定期調査の中で検出された。採水日は2024年12月5日。上越市下箱井の新箱井橋で1リットル当たり1・3ピコグラムだった。24年8月の定期調査時は0・86ピコグラムで、年平均でも1・1ピコグラムとなり、基準値を超えた。

 県によると、調査地点の下流で水道の取水はない。...

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