
「授業やそれ以外でも着やすいようにネービーとブラックを用意しました」と話すケラッタの岡本夕佳さん
「男女兼用で肌の露出が少ない水着を作りたい」。ベビーやマタニティー用品を手がけるケラッタ(長野県塩尻市)が昨年4月に発売した「スクール水着 セパレートタイプ」が好調だ。体形や傷痕などを気にせず着用でき、UVカット生地で紫外線から肌を守る。開発したケラッタの岡本夕佳(おかもと・ゆか)さんに話を聞いた。(共同通信=増井杏菜記者)
上下のセットで販売価格は3480円。今年4~7月の販売数量は昨年同期比で2・1倍に伸びた。小中学校の水泳授業で着用する水着の自由化が進み、製品選びに迷う保護者の声から考案した。「子育て中の社員も多く『気になる体形や体毛を隠したい』『性差を問わないものがほしい』という声を...
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