
小久保工業所の「備蓄用おにぎり」
地震や豪雨災害などに備え、常温で長期保存できるおにぎりや麺、介護食として使える缶詰が注目されている。保存期限が近づいたら食べて、その分を買い足す“ローリングストック”として活用したい。(共同通信=増井杏菜記者)
小久保工業所(和歌山県海南市)の「備蓄用おにぎり」は国産米を使用し、常温で5年保存できる。食べきりサイズの1個100グラムを個包装し、気密容器に密封して加圧加熱殺菌した。防腐剤は不使用で、水やお湯を足したり電子レンジで温めたりする必要がない。塩むすびとしょうゆ味の2種。20個入りが基本だが、お試し3個セットの参考価格は1500円前後。
アルファフーズ(東京)の「お米でできた麺で食べる...
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