
石川勝也被告
教員が女子児童らを盗撮し、画像を交流サイト(SNS)のグループチャットで共有したとされる事件で、摘発者が3道県の5人に拡大した。子どもを狙った盗撮事件は他にも相次ぎ、各教育委員会は不安を取り除こうと対応に追われる。識者は、性加害には「大したことはない」と矮小化する傾向や、職場や家庭でのストレスなどから抑制が利かなくなる背景があると指摘。教員が自制し、子どもが身を守れるよう啓発を進めるべきだとする。
▽5人目摘発
愛知県警は9月、性的姿態撮影処罰法違反容疑で、10人近くいるとみられるチャットメンバーのうち神奈川県葉山町立中の教員石川勝也被告(28)=同法違反罪で起訴=と北海道千歳市立中の教諭柘...
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