
世界の主な命名権の例
東京・国立競技場の命名権を、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が国内史上最高規模となる年間約20億円で取得する見通しとなった。2021年の東京五輪・パラリンピック後は赤字が懸念されていたが、運営権を買い取った民間事業者が大規模な投資を呼び込んだ。スポーツに加え、音楽ライブの需要も高まる中、国内のスタジアム・アリーナビジネスの潜在能力を示す形となった。
▽マネタイズ
関係者によれば、まずは5年100億円程度で契約し、さらに更新する可能性もある。国立競技場の整備計画に関わった政府関係者は「昔のままの国立競技場だったら、こんな金は動かない。やり方次第でマネタイズ(収益化)できるということだ...
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