
佐渡市役所
子どもたちの熱中症対策として新潟県佐渡市教育委員会は、スクールバスへの乗車やバスの定期券交付といった遠距離通学者に対する支援の条件を一部緩和した。通常、小学生は片道4キロ以上、中学生は6キロ以上の通学距離がある子どもを支援対象にしているが、夏季は冬季と同様、小学生2キロ以上、中学生3キロ以上に対象を広げた。
佐渡では以前から、小学生4キロ以上、中学生6キロ以上としている通年での支援条件とは別に、寒さ対策などとして冬季(12月〜2月)の支援条件も設定。冬は支援対象の最短距離を通年の半分にして、小学生2キロ以上、中学生3キロ以上を対象としている。
近年、気温の上昇などで登下校時に熱中症になる危険...
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