JR大糸線
JR大糸線

 JR大糸線沿線の官民でつくる「大糸線利用促進輸送強化期成同盟会」は11月15日、第7回振興部会を長野県大町市で開き、7月から本格化した2024年度の利用促進策の中間報告を持ち寄り議論した。25年3月末までの利用者延べ約6万人の目標に対し、イベント「謎解きラリー」などの実施による9月末時点の利用実績は1万8986人と約3割だった。冬のスキーシーズンに向け、インバウンド(訪日客)への周知を強化するなどてこ入れを図る。

 関係者約20人が出席し、冒頭以外は非公開だった。

 糸魚川(新潟県糸魚川市)-白馬(長野県白馬村)で運行している臨時増便バスは、25年3月末までの利用目標3万人に対し、10月末時点で...

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