
記者会見で阪神大震災の教訓について語る花角英世知事=1月15日、県庁
1995年の阪神大震災から1月17日で30年となることについて、新潟県の花角英世知事は15日の定例記者会見で「防災意識は随分高まった。ハード面での防災対策、ソフト面での避難所運営なども進んだ。さらにより適切で、合理的な対策を講じていかなければならない」と述べた。
観測史上初めて震度7を記録した阪神大震災では6434人が犠牲になった。耐震化の促進や自治体の初動といった課題が浮き彫りになり、関連の法制度などが整備され、防災・減災の在り方を見直す機会となった。
花角知事は「防災対策を大きく変えた節目の災害。避難所運営や被災者対応など多くの教訓が生まれた」と指摘。「能登半島地震ではまだまだというとこ...
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