
長岡空襲の体験者が描いた絵が並ぶ展示=長岡市城内町2
1945年8月1日の長岡空襲を体験した人が描いた空襲体験画展が、長岡市城内町2の長岡戦災資料館で開かれている。炎の中を逃げる人々の様子や、焼け野原となった街並みを描いた約60点が並ぶ。
長岡空襲では、45年7月に投下された模擬原子爆弾の被害と合わせ、1488人が犠牲になった。体験画は市が公募し、現在までに127点を収蔵。2006年から毎年、体験画展を開いている。
空襲を11歳で体験し、今年2月に亡くなった木村保夫さんの6作品は、焼夷弾が腕に直撃した人や、犠牲者の合同火葬を見て泣き叫ぶ老いた女性の姿などを描いており、見る者の胸を打つ。
戦後80年の特別企画として、広島市の高校生が被爆者の証言を...
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