東京臨海高速鉄道の次期車両71―000形=2025年7月1日、東京都品川区
 東京臨海高速鉄道の次期車両71―000形=2025年7月1日、東京都品川区
 東京臨海高速鉄道の71―000形(左)と、現行車両の70―000形=25年7月1日、東京都品川区
 東京臨海高速鉄道の71―000形の優先席=25年7月1日、東京都品川区
 東京臨海高速鉄道の71―000形の運転席=25年7月1日、東京都品川区
 東急電鉄の6020系の5両編成=25年6月20日、横浜市緑区
 東急電鉄6020系の5両編成の車端部にある優先席とフリースペース=25年6月20日、横浜市緑区
 東急電鉄6020系の5両編成の運転席=25年6月20日、横浜市緑区
 東急電鉄6020系の5両編成の車内壁面にある総合車両製作所製を示す銘板と、「sustina」のシール=25年6月20日、横浜市緑区

 「またしても『笑う電車』だ」。東京都の第三セクター鉄道、東京臨海高速鉄道(りんかい線)が2025年度下半期に営業運転を始める次期車両71―000形(ななまんいっせんがた)の報道公開で、電車の「顔」である先頭部が笑っているような装飾なのに気づいた。笑みを浮かべたような新型車両は他社にもあり、「笑う電車」が相次いで登場しているのにはワケがあった。

 品川区にあるりんかい線の八潮車両基地の留置線で2025年7月1日、ともにステンレス製の現行車両70―000形(ななまんがた)と真新しい71―000形が並んでいた。りんかい線は大崎駅(品川区)から人工島「お台場」を通り、JR京葉線・東京メトロ有楽町線と接...

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