
台南産マンゴーを使ったアイスクリームを提供する台北市の店舗=8月18日
台湾の街中には至る所にかき氷店があり、毎年暑くなるとマンゴーなどの果物をトッピングして食べるのが習慣だ。台湾人の友人も、中華スイーツ「豆花」に、夏は日常的にかき氷を添えるという。
一方で、個人的には最近アイスクリームが気になって仕方がない。マンゴーやライチといった果物だけでなく、ウーロン茶や紅茶などのブランド茶葉まで、珍しい台湾産の原材料を生かした豊富なフレーバーが魅力だ。台北の繁華街で老舗やジェラート店など、新たな味を探して訪ね歩くのが最近の楽しみとなっている。
調査会社によれば、2024年のアイスクリームの市場規模は8億5050万ドル(約1254億円)。人口が約5倍の日本は6451億円(...
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