
救助活動で使われる機械で、鉄のパイプを切る体験をする少年消防隊員=31日、上越市柿崎区柿崎
防火・防災への意識を高めようと、上越市の西ケ窪浜少年消防隊のメンバーが31日、上越市柿崎区の頸北消防署で体験学習に取り組んだ。消防署員の指導を受けながら、救助活動に使われる機械の操作や、ロープの結び方などを学んだ。
少年消防隊は西ケ窪浜地区の小学5年生から中学3年生までの男子で構成。全国に約4100ある少年消防クラブの一つで、少年期から防火・防災の知識を学び地域防災力を高めようと、1964年に結成された。
この日は、少年消防隊員6人が参加。頸北消防署員から緊急時の119番通報のやり方を学んだほか、救助活動で使う機材でパイプを切断する体験や、ロープでの移動に挑戦した。
参加した中学1年の生徒(...
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