新潟市の業務が適切に行われているかをチェックする包括外部監査の2024年度のテーマが「廃棄物対策事業」に決まった。家庭からの一般廃棄物の収集、処理などの事業や市の政策などを監査する。

 清掃事業の一般会計当初予算に占める割合は2・6%で、市民の関心が高い分野であることなどから選ばれた。

 外部監査人で公認会計士の植木謙治さんが6月4日に中原市長と面会し、テーマを報告した。植木さんは「現場に視察に行くなどして収集運搬から処理への実務面を見るほか、ごみ削減に向けた市の政策についても監査したい」と話した。

 中原市長は「食品ロスゼロなどの観点からもさらなるごみ削減を進める必要がある。意見をいただき、今後...

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