フジロックフェスティバルの会場でポーズをとるタイのバンド「YONLAPA」=2025年7月、新潟県湯沢町
 フジロックフェスティバルの会場でポーズをとるタイのバンド「YONLAPA」=2025年7月、新潟県湯沢町
 フジロックの様子をアップした韓国のバンド「シリカゲル」のインスタグラム
 フジロックフェスティバルの「オレンジエコー」で歌うYONLAPAのノイナさん=2025年7月、新潟県湯沢町(撮影:岡利恵子)
 フジロックフェスティバルで「オレンジエコー」のステージに立つタイのYONLAPA=2025年7月、新潟県湯沢町(撮影:岡利恵子)
 インドネシアからフジロックフェスティバルに来たゲントゥールさん(右端)と同僚ら=2025年7月、新潟県湯沢町
 大阪でバンド活動をする韓国出身のガウンさん(右から2人目)ら=2025年7月、新潟県湯沢町
 フジロックフェスティバルのメイン会場のグリーンステージ=2025年7月、新潟県湯沢町
 オレンジエコーのステージを企画する根木龍一さん=2025年7月、新潟県湯沢町
 フジロックフェスティバルの会場内に設けられた休憩スペース=2025年7月、新潟県湯沢町
 フジロックフェスティバルのキャンプサイト=2025年7月、新潟県湯沢町

 山下達郎さんらが出演した今年のフジロックフェスティバルは、7月25~27日の3日間で10万6千人を動員する大きな盛り上がりを見せた。期間中は、メイン会場のグリーンステージから新人向けの登竜門的ステージまで、いくつものステージでパフォーマンスが繰り広げられた。

 今年とりわけ目を引いたのが、韓国をはじめとするアジア各国から来たバンドだ。Kポップなどのグループアイドルが隆盛を迎える中、バンドという形にこだわるアジアのアーティストにとって、フジロックは“聖地”。1997年に第1回が開催され、新潟県湯沢町の苗場スキー場に会場を移してから四半世紀が過ぎ、アジアを代表する音楽フェスとしてその名は世界に知れ...

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