新潟県は5月10日、能登半島地震災害義援金の配分委員会を新潟市中央区で開き、1回目の配分を決めた。住宅に被害があった場合、見舞金として1世帯当たり最大100万円を贈る。早ければ5月中に県内の各市町村に配られ、その後、被災者の元に届けられる。

 新潟県に寄せられた義援金は5月7日時点で、県内外の企業や団体などからの総額23億1821万4072円に上る。10日はこのうち約20億円分の配分を決めた。

 配分額は、罹災(りさい)証明書の区分に応じて1世帯当たり全壊で100万円、大規模半壊75万円、中規模半壊50万円、半壊25万円、準半壊10万円、一部損壊2万円となっている。人的被害については1人当たり、...

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