
病院経営の危機に陥っているJA新潟県厚生連への財政支援の案を県が12月にも示す方向で検討していることについて、中川幹太上越市長は11月26日の会見で「診療継続のため最大限の支援は必要」との考えを示した。
市は2024年度、県厚生連が運営する上越市の上越総合病院に約1億3千万円を支援。一方で、市立上越地域医療センター病院や休日・夜間診療所、8カ所の市立診療所も運営している。
市長は「医療に対し市は相当な支出をしている。上越総合病院への最大限の支援内容を検討するが、医療関連予算全体で考える必要がある」と説明。「厚生連がなくなると医療が崩壊する可能性がある。県にも頑張ってもらわないといけない」と述...
残り146文字(全文:446文字)