
新潟県と新潟地方気象台は1月28日午前11時、能登半島地震を受けて県内の13市町村に設けていた土砂災害警戒情報の暫定基準を廃止し、通常基準に戻す。地震発生後の降雨の状況などを踏まえた。
土砂災害警戒情報を発表する基準は、土壌中にたまった水分量の指数と1時間当たりの総雨量を組み合わせて設定されている。
暫定基準は2024年1月1日午後11時半に運用を開始。能登半島地震で震度6弱を観測した長岡市では、通常基準の7割に引き下げ、震度5強を観測した新潟市や燕市、阿賀町など12市町村は8割に引き下げていた。
土砂災害警戒情報は、自治体が避...
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