
新潟県庁
能登半島地震で被害を受けた新潟県と、新潟市を除く市町村が管理する道路や河川などの公共土木施設の復旧工事費が、計74カ所で計57億5300万円に上ることが2月7日、分かった。そのうち県分は53カ所で約47億7900万円と大半を占めている。
7日、県議会で開かれた防災・脱炭素社会づくり特別委員会で、県が国の災害査定で認められた工事費として報告した。
県管理分では、道路が路面の亀裂やのり面の崩壊など29カ所、河川が堤防の液状化など14カ所、公園が4カ所、海岸が3カ所などだった。
県分のうち、4割に当たる23カ所で工事が完了しており、27カ所は2025年度中の完了を見込んでいる。工事が未契約の3カ所...
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