
「ひのきろうず」の製作過程。スライス状のヒノキ材を折り重ねバラの花弁にしていく=長岡市北山3
障害のある人が働く長岡市北山3の就労継続支援A型事業所About me(アバウト・ミー)で、ヒノキのかんなくずをバラの造花にする取り組みをしている。造花は市内の花店が注目し、中元用の商品としてアレンジして今月、販売を始めた。関係者は、障害者の就労の広がりにつながると期待している。
かんなくずを使った造花は、上越市の木材加工会社DIYが木材を有効活用しようと考案し「ひのきろうず」と名付けた。針金の芯に、薄いヒノキ材を折り重ねてバラの形にしていく。木目の風合いやヒノキの香り、枯れないという魅力がある。DIYが指導し、認定された人が作ることができる。
アバウト・ミーで製作を担うのは、...
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