アークランズ(新潟県三条市)は、2024年2月期の連結決算を発表した。円安の影響で主に中国から輸入するプライベートブランド(PB)商品の利益率が低下するなどし、純利益は前年比5・6%減の91億2500万円だった。

 感染禍からの回復に伴う外出の増加でDIY関連や家庭用品などの需要が減少したほか、戸建ての着工戸数の減少により建築業者向けの販売も落ち込んだ。PB商品は下期に販売価格の改定を進めたが、上期の利益率低下が響いた。

 売上高は0・9%減の3106億9700万円、営業利益は14・8%減の161億1300万円、経常利益は13・5%減の165億9400万円だった。年間配当は40円。

 25年2月期...

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