ウオーキングフットボールのイベントに参加したサッカー日本代表のGK鈴木彩艶(中央)=5月、千葉市内
 ウオーキングフットボールのイベントに参加したサッカー日本代表のGK鈴木彩艶(中央)=5月、千葉市内
 ウオーキングフットボールのイベントに参加したサッカー日本代表の遠藤航(右)=5月、千葉市内
 日本ウォーキングフットボール連盟の松田薫二代表理事
 ウオーキングフットボールJFA推奨ルールの要点

 歩くサッカー「ウオーキングフットボール」が年齢や性別、障害の有無を問わずに楽しめる生涯スポーツとして注目されている。日本サッカー協会(JFA)が推奨ルールを制定し、講習会も開催。大会やイベントを運営するコーディネーターは約800人に増え、千葉県には登録200人超のクラブもできるなど活況だ。

 5月31日、千葉市内でのイベントにはサッカー日本代表の遠藤航(リバプール)とGK鈴木彩艶(パルマ)の姿もあった。走らず、接触やボールを奪うプレーは禁止。競技経験は大きな差にならず、普段は迫力あるボール奪取が持ち味の遠藤が女性のパスで股を抜かれると、どっと笑いが起こった。形無しの日本代表主将だが「(ルールに...

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