SDGsについて親子で遊びながら学べるゲームが、長岡技術科学大学からリリースされています。SDGsの推進に早くから取り組む同大学。2017年には、学生たちが開発したSDGs教育ゲームが国内最大級の科学イベント「サイエンスアゴラ」で賞を受賞。それを皮切りに、現在に至るまで多彩なゲームを発表しているのです。
たとえば「SDGs連合ゲーム」は、オンライン型の謎解きゲーム。「国際技学連合」という架空の機関を舞台に、4人1組のチームでSDGsに関する謎を解いていきます。SDGsに親しむことはもちろん、新型ウイルス禍でも遊びながらコミュニケーション力を養うことを目的に開発されました。

制限時間45分~60分。ZoomとJamboard(Google のホワイトボード機能)を使用
一番人気は、SDGsの17のゴールに関する知識を学べる「SDGsクエスチョンカード」。親子でクイズを出し合って楽しめます。英語が併記されているのもポイントです。塗り絵や20面体のサイコロを組み立てる遊びも子どもに人気とのことです。

オンラインで無償提供
教育現場やイベントにも
全てのゲームは、同大学のWEBサイトから無料でダウンロード可能。幼稚園から小中高校の教育現場、親子向けイベント、企業の社員研修などに幅広く活用されています。「面白かった」「SDGsへの取り組み方が分からなかったけど、ゲームがいいきっかけになった」といった声が寄せられているそうです。

8月7日(日)に見附市のネーブルみつけで開催された「エコアクションinみつけ2022」に出展
ゲーム開発を含む取り組みが評価され、同大学は国連アカデミック・インパクトのSDG9ハブ大学に2期連続で任命されました。これは、世界の約1400の加盟校の中から、SDGsのゴール9【産業と技術革新の基盤をつくろう】に取り組む代表に選ばれたというビッグニュースです。
そんな長岡技術科学大学が、多くの人にSDGsに親しんでもらおうと開発したゲーム。ぜひダウンロードして、SDGsを気軽に学んでみてはいかがでしょうか。
■お問い合わせ
長岡技術科学大学 大学戦略課 国際・地域・高専連携戦略室 SDGs・プロジェクト推進係
【電話】0258(47)9021