宮城県の東北電力女川原発2号機
宮城県の東北電力女川原発2号機

 東北電力は2月19日、女川原発東北電力が宮城県女川町、石巻市に所有する原発。1~3号機は全て沸騰水型軽水炉(BWR)。出力52万4千キロワットの1号機は1984年、いずれも82万5千キロワットの2、3号機は95年、2002年にそれぞれ営業運転を開始した。2011年3月の東日本大震災で被災し、全3基が停止した。2号機は20年2月、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格。宮城県と地元2市町の議会と首長が再稼働に同意した。(宮城県女川町、石巻市)2号機について、9月ごろの再稼働を想定していると発表した。これまで2月を予定していた安全対策工事の完了は6月を目指すとしている。再稼働すれば、東日本大震災の被災地で初めてとなる。

 燃料...

残り408文字(全文:528文字)