東京電力福島第1原発の処理水東京電力福島第1原発1~3号機の溶融核燃料(デブリ)を冷やす注水などが原因で発生した汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化した水。トリチウムは除去できず、他の放射性物質もわずかに残る。敷地内のタンクでの保管量は約134万トンと容量の98%に達し、2023年8月24日に海への放出を始めた。東電の計画では2051年まで続ける。海洋放出が2023年8月に始まってから、2月24日で半年となった。共同通信は、全国漁業協同組合連合会(全漁連)に加わる都道府県レベルの42漁連・漁協にアンケートを実施した。応じた36団体の80・6%...

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