
石川県が北陸電力志賀原発北陸電力が運営する原発。1~2号機まである。1号機は1993年に営業運転を開始、設備容量は54万キロワット。2号機は135・8万キロワットで、2006年に営業運転開始。東京電力と同じ沸騰水型(BWR)で、2号機は改良型(ABWR)。(石川県志賀町)の重大事故時の避難ルートに定めた国道や県道計11路線のうち、過半の7路線で能登半島地震に伴う崩落や亀裂による通行止めが起きたことが1月30日、共同通信の集計で分かった。2月1日で発生1カ月となるが、一部で寸断が続く。また、原発周辺9市町の住宅被害は2万件超。屋内への一時退避原発の事故などにより、放射性物質が放出されている中で避難行動を取ることで被ばくすることを避けるため、自宅など屋内施設にとどまること。屋内退避とも言う。国は原発からおおむね半径5~30キロ圏に住む人は、放射性物質が放出された場合は「屋内退避」するとしている。屋内退避中は戸締まりや換気設備を止めることなどが必要となり、数日間継続することも想定されている。も組み合わせ、30キロ圏外へ確実に逃げる計画原発などの事故時に住民らが避難する先や経路、移動手段などを盛り込んだ計画。避難計画、広域避難計画などとも言う。原子力災害対策指針に基づいて原発の立地自治体や周辺自治体が策定する。福島第1原発事故後に住民避難などの対策を求められる範囲が原発の半径10キロ圏から30キロ圏に拡大された。計画は首相をトップとする原子力防災会議が了承する。規制委の審査対象とはなっていない。の実効性が揺らいでいる。
30キロ圏内の...
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