
新潟小規模蒸溜所が初めて発売するジャパニーズウイスキーと堂田浩之社長=新潟市江南区
ウイスキー製造の新潟小規模蒸溜(じょうりゅう)所(新潟市江南区)は3月15日、同社初のジャパニーズウイスキーを発売する。蒸留したモルト原酒を100%使用したシングルモルトウイスキーで、堂田浩之社長は「飲んだ後の長く優しく、変化が続く余韻を楽しんでほしい」と話している。
ジャパニーズウイスキーと表示するためには、「国内で採水された水」「3年以上国内で貯蔵」「麦芽は必ず使用」といった日本洋酒酒造組合(東京)が定める基準を満たす必要がある。
新潟小規模蒸溜所は印章製造販売の大谷(新潟市江南区)が新事業として2019年に設立し、21年に蒸留を始めた。これまで熟成前の酒を出荷してきたが、今回がジャパニ...
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