
阿賀野市が販売する「百姓タコス」
阿賀野市は、メキシコ原産の唐辛子「ハラペーニョ」を市営農園で育て、タコスソースを作って販売する6次産業化の事業を始めた。人口減少と少子高齢化が進む中、市が夢のあるプロジェクトを打ち出すことで「陽気な阿賀野市」をアピールし、移住者の増加と定住を図る。
市の地域おこし協力隊員を務め3年目となる高松英昭さん(54)が中心となって企画した。高松さんは学生時代にメキシコ留学の経験があり、本場のタコスの味を阿賀野で再現したいと思ったことがきっかけだった。
折しも市は移住・定住の促進に取り組んでいる最中。斬新な事業で市のイメージアップを図ろうと、タコスソースの製造、販売を実現させることになった。
商品名は...
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